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針葉樹は、一般に針状あるいは鱗状の幅が狭くて硬い葉を持っている樹木で殆どが常緑樹です。木の形状は円錐形で上に向かって伸び背が高いものが多く見られます。
主に温帯から亜熱帯にかけて分布しています。
主な用途としては、背の高さを生かし、建材の柱などに用いられることが多い。材質はやわらかい。
広葉樹はこちら→
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ヒバ
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パイン
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スギ
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アカマツ
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ヒノキ
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ツガ
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カラマツ
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ヒバ
(ヒノキ科 国産材)
パイン
(マツ科 輸入材)
辺材は黄白色、心材は黄淡色で、辺材と心材の区別は不明瞭。
産地によって色味が異なる。これは北欧から輸入されたものでヒノキに似た白色で木目はすっきりと通っている。筋もまた味わい。
北海道から九州まで広く自生。
高級材とされており和室の造作材や柱などに使われていたが、強度があり腐りにくく湿気にも強い。また樹脂に含まれるヒノキチオールは殺菌、防虫、防腐効果に優れており、その独特の香りとともに浴室をクリーンに保つ。
ヒバは成長が遅く80年生のひのきとほぼ同じ径になるのに120年もかかるがその分水に強く腐れにくいといわれる赤身の比率が高く容易に赤身材が取れる。
基礎・土台や水周りにも多く使われている。
東北地方や北陸地方では外壁材や壁、床材として多用されてきたが、一般的に内装材として使われるようになったのはほんの10数年前から。
ニュージーランドや北米など世界各所から輸入されているが、北欧産の物が一般的。
植林木なので北欧では30〜50年の間で伐り旬を決めている。日本では10数年前から輸入されはじめ歴史は浅いが、節あり材が嫌がられなくなったのはパインの功績かもしれない。乾燥工程が確立されているので扱いやすい。豊富に流通しており価格もお手ごろ。
はっきりした明るい木肌が木の温もりを伝え、特にオープンな空間に好んで使われる。
年間伐採量がきまっているので一定量を超えると入手できないこともある。
スギ
(スギ科 国産材)
アカマツ
(マツ科 国産材)
辺材は白色で心材は赤褐色。時間と共に全体が茶褐色に変化していく。色の差は明らかで木目がはっきりしている。
辺材は白色、心材は褐色ではっきり区別ができ、年輪もくっきり浮かび上がる。硬くしまった赤身は時間の経過と共に程よく日焼けして渋みを増していく。
成長が早いなどの理由で、戦後北は函館から南は九州まで日本各地に拡大造林され、一番身近で手に入りやすい木材といえる。天然林はごく稀にしかなく、代表的なものに、奈良県の吉野スギ、秋田県の秋田スギなどがある。
建築用材としてはヒノキと共にもっとも一般的な樹種のひとつ。まっすぐに伸びることから「直ぐ木」が語源と言われている。
加工が容易なので家具材をはじめ船材、土木用材、楽器などその用途は幅広い。建築でも足場板から屋根材、柱材、下地材、床の間まであらゆる部位に使用される
が、材がやわらかく強度がやや落ちるので、床材などには厚めのものを用いる。
歩行時に足が楽で寝転んでも痛くなく暖かいなど、床材としての魅力に富み、また、湿気の吸収率が高いので室内の環境を快適にしてくれる。
材がやわらかく強度がやや落ちる。
昔から防風林や防砂林として海岸沿いや痩せた土地に植林されてきた。元々は岡山、広島、山口などが産地として有名だったが、現在では岩手県北部主に産出される。
アカマツはジマツとも呼ばれやせた土地でも生育し、塩や風にも強い。近年はスギ・ヒノキの植林政策や南からマツクイムシの被害が北上した結果、良材の入手が困難に。さらに、安価な米マツ材が大量に輸入されるようになったため、国産材の出番がますます減少してきている。
ねじれ癖があるが、強度があるため、梁や桁向けの材として使われ、節のない目の摘んだ部分は敷居として使われてきた。また、その硬い冬目と保湿性が高く柔らかい夏目とのバランスの良さから床材にも適している。
脱脂乾燥技術の開発によりフローリングにも多用されるようになった。
樹脂分(ヤニ)が多いのが難点
ヒノキ
(ヒノキ科 国産材)
ツガ
(マツ科 国産材)
辺材は黄白色、心材は黄褐色で、地方によってはその色の殆どが同じで区別しにくい場合も。木目は少ない。
辺材は淡色、心材は淡褐色ではっきりと区別できる。木目が緻密で美しく、経年で黒褐色に変化する。
戦後、スギと共に拡大造林され。東北の南部から九州まで生育している。
日本の針葉樹の中でもっとも馴染みがあり、人気のある樹種のひとつ。割裂性がよくまっすぐに育つので加工しやすい。建築材として使い始めてから200〜300年まで強度が上がり続けるといわれている。
1400年前に建立され世界最古の木造建築である奈良県の法隆寺五重塔はヒノキで作られており、狂いにくく腐りにくい、耐久性に優れた日本固有の際有料建築材と言える。
年輪が緻密で硬く、耐久性、耐水性に優れていることから柱や梁、土台などの構造材をはじめ、建物のあらゆる部位に使用される。又抗菌性に優れているため浴槽やまな板などの日用品への利用も。
床材としては感触の柔らかさと暖かさが好まれており独特の香りも心地いい。
唯一の欠点は死に節(木材が乾いてくると周りの黒くなった部分から抜け落ちる節)が出やすいこと。
本州南国から、四国、九州、屋久島などに分布し、地方によっては「トガ」と呼ぶ。
針葉樹の中では重硬でしっかりしており、加工性がいい。天然の材は成長が比較的ゆっくりしているため、年輪の幅が狭く製材品の材面はいわゆる糸柾になっている。
長野県松本城の床材にもツガが使用されており、400年も前から1度も修復されることなく現存している。
関西では昔から建築や賢愚用材として人気が高かった。柱や梁、土台、床材、壁材、天井材、造作材、敷居、鴨居など建築用材に幅広く使われている。大木で木目のまっすぐな木の四方柾(4面すべてが柾目で大木からしかとれない)などはその美しさから床柱などにも用いられてきた。またツガで建てた家は鼠害を受けないとも言われている。
床材には向いているが、乾燥が難しく乾燥工程をしっかり把握して加工しないと反り、割れ、縮みなどがでて危険なことも。
カラマツ
(マツ科 国産材)
辺材は淡い黄色、心材は赤褐色で辺材と心材の区別は不明瞭。建築用材として使用後時間と共に飴色に変化していく。
信州の小諸地区が原産地だがスギと同じく成長が早いことから北海道から東北地方、本州中部の寒い地方で拡大造林がおこなわれてきた。
秋になると広葉樹のように紅葉して落葉するかわりものの針葉樹。樹齢の若い木は狂いやすいなどの扱いにくさもあり価格は比較的リーズナブル。
癖のある樹種だが木の目がまっすぐなので赤身がとり易くその美しさは捨てがたい。現在は殆ど手に入らないが、高齢級の天然の材は「テンカラ」と呼ばれ高級材として認知されている。
ヤニを多く含み、水に強く耐久性に優れることから、外壁材やくいなどに多く用いられ、構造材や土台にも使用されてきた。最近は癖をおさえる加工技術や乾燥技術も確立され、狂いがなく油をぬくことができるようになり、床材や集成材、内壁材としても人気が高まっている。また木目がはっきりとしていて綺麗なので天井材にも使われ始めた。
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